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名古屋大学にてプログラミング講座「DOORS-Pythonによるプログラミング」を実施しました

名古屋大学にてプログラミング講座「DOORS-Pythonによるプログラミング」を実施しました

2023年1月から2月にかけて、名古屋大学でプログラミング講座「DOORS-Pythonによるプログラミング」を開催しました。

週1回ずつで全4回、各3時間というボリュームで、Pythonを使ったプログラミングの基本を知り、実際にPythonを使って簡単な統計解析をおこなうところまで習得できる講座となっています。
本講座は、「学生がITの基礎を学ぶ機会」の一環として、名古屋大学の博士課程教育推進機構よりネオレックスにご依頼いただいたもので、自社の新人メンバー向け技術研修シリーズである「NX DOORS」をベースとしています。

詳しい開催の経緯などは下記ニュースをご覧ください。
名古屋大学にてプログラミング講座「DOORS-Pythonによるプログラミング」開催決定

それでは、第0回から第3回まで、全4回の実施内容について紹介します。

  • 第0回

初回の講座では、「Pythonを触ったことがない、初めて知った」という方に向け、まずはPythonによるプログラミングに必要な開発環境の準備を行いました。
作業に戸惑う参加者もいましたが、ネオレックスメンバーのサポートもあり、予定より前倒しで終えることができました。
準備に加えて、コマンドでコンピュータを操作する方法も紹介しました。マウス等を用いて直感的に操作する普段の方法との違いに戸惑いながらも、コマンドによるディレクトリの移動や作成を行うことができました。

  • 第1回

参加者全員がPythonを実行する準備が整った状態で、いよいよ本格的なプログラミングのスタートです。
Pythonの基本的な機能に加え、「早く」「正確に」「いつでも」「何度でも」実行できるプログラミングの魅力や、様々なプログラミング言語の適切な使い分けについても取り扱いました。条件に応じた分岐や、繰り返しなどに触れることで、実用的なプログラムへの第一歩が体験できたかと思います。
簡単な四則演算や、効率良く目的のデータを見つける二分探索など、幅広いレベルの演習問題を用意したことで、実践を繰り返しながら講座内で取り上げた内容を身に着けてくれたように感じられました。

  • 第2回

Pythonにあらかじめ用意されている関数やライブラリを用いながら、プログラミングコンテストの問題に挑戦したり、提示した要件に適ったプログラムを作ってみたり実践的な内容に取り組みました。
プログラミングコンテストの問題へは様々な回答がみられ、解決への方法が一通りでないことも実感してもらえました。これまでプログラミングを行ったことがない参加者の、あまりにスマートな回答には、講座担当者も思わず「かっこいい・・・」と声を漏らしてしまいました。
要件に適ったプログラムを作る過程では、コード内の変数の名付けやコメントにも意識してコーディングを進めてもらうことができました。

  • 第3回

研究に繋がる第一歩としてPythonを用いた簡単なデータ分析を行いました。
2000年から2020年の日本の人口推計を分析対象とし、平均値や最大値を求めるといった基礎的なことから、男女比の推移や前年からの差分を求めるといった少し難易度の高いものまで取り上げました。Pythonを用いることで、分析のみでなく、結果についても簡単に図示できるという、魅力を感じてもらえたように思います。
講座後には、ネオレックスメンバーに相談しながら、自身の研究データに今回の内容を応用してみるという取り組みもみられました。

(講座終了後の様子)

各回ともに30~40名程度の学生に参加いただけたことや、毎回の講座への熱心な取り組みに、参加したネオレックスメンバーも、やりがいと手ごたえを感じることができました。

講座後には、「今後の研究へ活用していくきっかけとなった」との声や、「一度チャレンジしたことがあったが、挫折してしまった部分を乗り越えられた」といった反応をいただくことができました。
ネオレックスとして、今回のような連続した講座の開催は初めての試みでしたが、参加者から好評を得ることができ、ホッと胸をなでおろす思いです。

参加者の今後の活動に少しでも貢献するものが提供できたこと、その機会がいただけたことを大変嬉しく思うとともに、講座に参加してくださった皆さん、講座の開催から当日の運営・準備まで、大変なご尽力をいただいた名古屋大学博士課程教育推進機構の皆様に、心よりお礼申し上げます。

2023.03.16

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